軽キャンのインバーターは何W必要?2000Wはいらない?家電ごとの消費電力で解説

軽キャンのインバーターは何Wが適切か解説するイメージ 電装・実測

軽キャンピングカーに電化製品を積むときに悩むのがインバーターの容量です。
「1000Wで足りる?」「2000W必要?」と迷う方は多いと思います。

この記事では、軽キャンに実際に積まれることが多い家電の消費電力を例に、どれくらいのインバーターが必要なのかをわかりやすく解説します。

また、ドライヤーやヘアアイロンなど女性目線で必要になる電化製品についても紹介します。


インバーターとは?

インバーターとは、サブバッテリーの12V電気を家庭用の100Vに変換する装置です。

軽キャンやキャンピングカーでは、サブバッテリーからインバーターを通すことで、家庭用の電化製品を使うことができます。

仕組みは次の通りです。

サブバッテリー(12V)
        ↓
インバーター
        ↓
100Vコンセント
        ↓
電子レンジ・ドライヤーなど

軽キャンで使われる主な電化製品の消費電力

家電消費電力使用頻度
スマホ充電10〜20W
ノートPC50〜100W
ポータブル冷蔵庫40〜70W常時
電気毛布40~80W
小型炊飯器200〜300W
トースター700〜1000W
電子レンジ800〜1200W
電気ケトル1000~1300W
セラミックヒーター(小型)400〜800W
車載クーラー300〜700W
ドライヤー1000〜1500W
ヘアアイロン300〜800W


我が家の実例

我が家の軽キャンでもいくつかの家電を積んでいます。

  • 冷蔵庫
  • 12Vクーラー
  • 電子レンジ

このあたりは購入時に付いていました。

あとで購入したものは

  • 電気ケトル
  • 電気毛布
  • セラミックヒーター(小型)
  • オーブントースター

家電を購入する時に意識したことは、その家電がどれぐらいのW数を使うかということです。

この軽キャンにはFFヒーターなどの暖房器具が付いていませんでしたので、消費電力の少ない電気毛布と、小型のセラミックヒーターを購入しました。

セラミックヒーターは500Wと680Wを選択できるタイプです。

また、妻がパン好きで、旅先で購入したパンをリベイクして食べたいということで、キャンピングカーでは珍しいオーブントースターを積載しました。

購入したトースターは、上ヒーターのみ / 下ヒーターのみ / 上下ヒーターを切り替えできるタイプで、スイッチのところに消費電力(W数)が表示されているモデルにしました。

これなら、電力に余裕がないときは上ヒーターだけでトーストするなど、電力を調整しながら使うことができます。


インバーター容量の目安

インバーター特徴
1000W電子レンジは厳しい。小型家電向き
1500W電子レンジ・ドライヤー対応
2000Wほぼすべての家電に対応

色々な家電を使うなら2000Wがおすすめ

我が家の軽キャンでは2000Wインバーターを積載しています。

理由はシンプルで、電子レンジやドライヤー、電気ケトルなど1000W以上の家電を安全に使えるからです。

容量に余裕があると、インバーターへの負担も少なくなります。

高出力の家電を使用したい場合、クーラーを使いながら電子レンジを使うなど、2つ以上の家電を同時に使用したい場合は2000Wがオススメです。

しかし、そこまで高出力の家電は使わず、スマホやタブレット、PCの使用がメイン、冷暖房は夏はクーラー、冬は電気毛布ぐらいで十分という方は1000Wでも大丈夫です。余裕をもって1500Wでも良いでしょう。

軽キャンの電気システム図はこちら


ただし何時間使えるかはバッテリー次第

重要なのは、インバーターが大きくても電気は無限に使えるわけではないということです。

実際にどれくらい使えるかは、サブバッテリー容量(Ah)によって決まります。

例えば200Ahリチウムバッテリーの場合、およそ次のような電力量になります。

12V × 200Ah = 約2400Wh

つまり、1000Wの家電なら理論上は約2時間ほど使える計算になります。

サブバッテリーの選び方について詳しくは、こちらの記事で解説しています。

軽キャンの電気はどれくらい使える?サブバッテリー200Ahの使用時間を実測イメージで解説


シチュエーション別|軽キャンでの電源の使い方

軽キャンピングカーでは、使う家電の組み合わせによって必要な電力が大きく変わります。

特にインバーターは容量が決まっているため、同時に使える家電と、順番に使った方が良い家電を意識することが大切です。

ここでは実際の車中泊を想定して、シチュエーション別の電気の使い方を紹介します。

① 食事の準備(夕食・朝食)

食事の準備では電子レンジやトースターなど、消費電力の大きい家電を使うことが多くなります。

家電消費電力
電子レンジ800〜1200W
トースター500〜1000W
電気ケトル1000〜1300W

これらの家電は消費電力が大きいため、基本的には同時使用は避けて順番に使うのがおすすめです。

例えば

  • ①電子レンジ
  • ②トースター
  • ③ケトル

というように順番に使うことで、インバーターやバッテリーへの負担を減らすことができます。

我が家では、トースターは上ヒーター・下ヒーター・上下ヒーターを選べるタイプを使っています。

上下一気に使うのではなく、上ヒータのみ、下ヒーターのみという具合に、順番に使えば最大使用電力は抑えられます。

スイッチ部分にW数も表示されているため、必要に応じて使い分けられるのは便利です。

② 就寝時

就寝時は消費電力の小さい家電を中心に使うことが多くなります。

家電消費電力
車載クーラー300〜700W
電気毛布40〜80W
USB充電10〜20W
ポータブル冷蔵庫40〜70W

例えば次のような組み合わせなら問題なく使えます。

  • クーラー
  • 冷蔵庫
  • スマホ充電

ただしクーラーは300〜700W程度の電力を使うため、長時間使用するとサブバッテリーの消費は大きくなります。

そのため夏場は

  • 走行中にしっかり充電
  • 外部電源のある場所を利用

などを意識すると安心です。

走行充電についてはこちら

③ 冬の暖房

冬は暖房機器の電力消費が大きくなるため、電源管理が重要になります。

家電消費電力
小型セラミックヒーター500〜700W
電気毛布40〜80W

我が家では500〜700W程度の小型セラミックヒーターを使用しています。

500W、680Wの切り替えができるタイプです。

このくらいの出力であれば、短時間の暖房には十分で、バッテリーへの負担も比較的抑えられます。

長時間暖房を使う場合は

  • 断熱マットや断熱シェードを使う
  • 電気毛布を併用
  • 寝袋を使う

などの工夫をすると電力消費を減らすことができます。 

また、冬に電気ケトルやドライヤーなどの高電力家電を使うときは、ヒーターを一度切り、使用後またONにするなどの工夫が必要です。

④ 朝の準備

夫婦旅や娘と一緒の場合、朝の身支度ではドライヤーやヘアアイロンなどを使うことになります。

家電消費電力
ドライヤー1000〜1500W
ヘアアイロン300〜700W

これらの家電は消費電力が大きいため、朝使うような

  • ドライヤー
  • ヘアアイロン
  • 電子レンジ
  • ケトル
  • トースター

などとは同時使用を避けるのが基本です。

順番に使うことでインバーターへの負担を減らすことができます。

軽キャン電源は「同時使用」と「順番使用」がポイント

軽キャンピングカーでは、インバーター容量とサブバッテリー容量が電気の使い方を大きく左右します。

軽キャンの電源について詳しく知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。

軽キャンの電源仕組みを完全解説 メインバッテリーとサブバッテリーの違い|12Vと100Vの見分け方・走行中に使っていいW数

基本的な考え方は次の通りです。

  • 消費電力の小さい家電 → 同時使用OK
  • 消費電力の大きい家電 → 順番に使用

このポイントを意識するだけで、軽キャンでも快適に電化製品を使うことができます。

軽キャンの電源は工夫次第でかなり快適になります。
ぜひ自分のスタイルに合った電源構成を考えてみてください。

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